お帰りには気をつけて (起き上がりこぼしの日記 第129号)
◎令和 元年 8月12日の日記
厳しい暑さが続いています。いまは、甲子園での、高校野球の真っ最中、
朝からTVに、見入っている方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
今日は、8月12日、新聞等でも報道されていますが、34年前、
群馬県上野村、御巣鷹山で、日航機が墜落、実に500人に及ぶ死者
を出したという、大事故を起こした当日でもあります。
私も、その当時は働き盛り、仕事が速く終わったので、友人と一杯
やり始めたところで、大騒ぎとなり事故の発生を知ったので、その時
のことは、今でも鮮明に覚えております。
この様な、大事故は稀ではありますので、原因追求もなされ、再発
防止の具体的方策も取られているのでしょう。
しかし、交通安全に対する具体的方策といってもきりがない事も、
また事実でしょう。つい先日は、飛行機の乗務員が酒気帯びの状態で
操縦した、という様なことも話題となっております。
一方、地上に目を移すと、これも、毎日悲惨な事故が後を絶ちません。
私は、「運行管理者」の資格を持っておりますが、その経験から、特に
高齢者の交通事故について、研究も進めて行きたいと思っています。
どうして、その様な事が頻繁に起きてしまうのでしょうか?
基本的には、運転者の責任になる事が、多いといえます。
最近、事故防止を目的とした、色々なシステム、グッズが売り出されて
いますが、それらの多くは、これから発売の新車にのみ搭載可能のものば
かりで、いままでの車には使用できません。
最終的には、運転者の責任となりますので、我々は自己防衛のためにも、
充分な安全運転をするよりしようがないのが、事実です。
私は、いままでの経験から、以前このブログでも紹介した「指差呼称」の
運動を続けて行きたいと思っています。
この休みにも、故郷を訪問したり、と車に乗ることも多いでしょう。
乗りなれない高速道路や、帰省の大渋滞ときりがありません。
是非とも、この「指差呼称」運動により、事故無くお帰りください。
◎お出かけでない方は、ゆっくりと「読書」でも如何でしょう
